入居者に選ばれるためには、コンセプトが必要!

◆賃貸経営の目標を持ちましょう

 

企業には、経営目標が必要です。単に売上だけに限らずこんな会社にしたいとか、新たな事業分野に進出するためにこんなことをしていきたいとか、経営者自身の思いや意思というものを明確にもたなければなりません。そして、その目標を実現するためには時系列に計画をたてることが望ましいでしょう。

◆目標・計画をもっていますか?

 

では、不動産賃貸業を経営されているオーナーの皆さんはいかがでしょうか?経営目標をお持ちでしょうか? また、その目標を達成するための具体的な計画をお持ちでしょうか?

 

高度成長期の日本であれば、箱もの(物件)を作って、提供(賃貸)すればそれだけで賃貸経営が成り立ちました。

 

しかし、成熟した今の日本においてはもうそれだけで通用しません。 

不動産賃貸業の経営者としてどのような物件にしたいのか!どのような人に借りてほしいのか!できるだけ具体的な目標やコンセプトをもって所有不動産の運用を行わなければならない時代となりました。


「敷金もいらない。賃料も下げるから早く誰か入れてくれ!」「3か月間フリーレントにするから、早く入居者を入れてくれ!」といって、 安易に仲介業者に対して過度な報酬を支払っていると、その物件は単に仲介業者の食い物となるばかりで一向に入居者の満足度は上がりません。


仲介業者に支払う資金があるくらいなら、その資金を入居者から選んでもらえるようにご自身の物件にまたご自身に投資されてはいかがでしょうか。

ご自身の大家業としての使命や存在意義を自問自答し、目標や計画を立て、入居者から喜んでもらえる物件づくりを実践していかれれば、きっと今の問題が顕在化され解決の糸口がみえてきます。

 

近隣に同じような物件がたくさん建っている現状で、入居者は少しでも好条件の物件を探しているわけですから、当然、オーナーさんである以上は自分の物件を入居者から選んでもらうために様々な工夫をしなければなりません。箱を用意して終わりではないのです。

◆私のオーナーさん


私が、日頃大変お世話になっているオーナーさんでも同じことが起こっています。 

新築した当時は、『最寄りの大学の学生マンション』として建築したものでしたが、時代の変化とともにその対象とした学生さんだけではもう満室にすることは困難な状態になっています。まだまだ、ローンの残債もあります。耐用年数も20年近くあります。

  

そこで、このオーナーさんのマンションでは、今回新たなコンセプトを設け入居者から選ばれるマンション運営を目指すことにしました。

今まで仲介業者に頼りきりで、自分自身では何の解決策も打つことができなかったオーナーさんですが、今はこのコンセプトのあるマンション運営を実現するために夢や希望が膨らんでいます。

 

皆さんも自分の物件にご自身の思い、意思を吹き込みましょう!

そして、入居者から選ばれ、喜んでもらえる物件にしていきましょう!