「不動産」には所有者や居住者(賃借人)の「思い」が反映されるものだと私は思っています。つまり、所詮賃貸物件だからとか、収益性が悪いからとか、いろいろな理由をつけて大切な資産に対して一切の思いや手間隙をかけず、単に「金のなる木」として保有したならば、その不動産からは決していい果実は生まれないと私は思っています。オカルト的なことをいうものだと思われるかもしれませんが、これは、きっと真実です。長年不動産業界に携わり、様々な案件・お客様と関わってきた中で自分なりに腑に落ちた考え方でもあります。住宅においても然り、事務所や店舗などにおいても然り。「不動産」には、そこで生活・仕事をする人たちの「暮らし」というものがあります。つまり、生活・仕事を行うための源泉なのです。