不動産を運用していくうえにおいては、不動産オーナーの考え方が大きな影響を及ぼします。当然、不動産ですから立地や物件の優劣による影響はありますが、加えて不動産オーナーの考え方も大変ウェイトを占める部分になります。
ここでは、特に「不動産投資の値決め」「節税対策・相続対策の本質」「賃貸経営の本質」「借地権・底地の権利調整」をテーマに取り上げ、不動産オーナーとしての基本的な考え方について述べてみたいと思います。
不動産投資を行ううえでは、投資利回りや借入金利だけにとらわれず、マーケット情報や保守メンテナンス費用などを精査することも必要です。
節税対策・相続対策をゴールにすると、目先の税金は軽減されたとしても将来の賃貸経営が困窮することも。目的と手段を誤ることなく、本質を見極める力が大切です。
大切な資産に対して一切の思いや手間隙をかけず、単に「金のなる木」として保有したならば、その不動産からは決していい果実は生まれないと私は思っています。
借地権や底地の権利調整においては、依頼者の権利をいかに尊重できるかが、交渉を優位に運ぶ鍵と言えるかもしれません。借地権・底地の問題をお抱えでしたら、是非ご用命ください。